
古くも香り高く、強くまろやかに、からくも甘い酒
硝煙消えぬ赤土より焼き上げた赤瓦屋根がトレードマークの宮里酒造所。戦後間もない昭和21年、那覇市の南部小禄の地に創業した酒造所です。
宮里酒造所の主力銘柄「春雨」は、約20年間小売りをせず同業者や沖縄県酒造協同組合への桶売りを専門に行っていた時期があり幻の酒と呼ばれていましたが、平成9年に再び一般市場によみがえり話題になりました。
「古くも香り高く、強くまろやかに、からくも甘い酒 春雨」という3代目社長・宮里徹氏の作ったこの詩が、今でも「春雨」のすべてです。最初の3年間は、勘と舌を頼りに見よう見まねで教わりながら、細かなデータを取って品質のチェックを行ったといいます。特に天候、麹、もろみなどのデータを克明にチェックして緻密に酒質設計を行い、さらに蒸留器や製麹器、洗瓶器などほとんどの機器に独自の改造を加え、現在の「春雨」の品質を造り上げて来ました。特に麹造りにこだわり、また確実に1年以上寝かせることでまろやかな泡盛を作り出しています。
「春雨」の春には「希望」を、雨には「恵み」の意味を込めてを命名されており、先代の情熱、思想、技術を集約させています。
宮里酒造所の主力銘柄「春雨」は、新酒から15年古酒まで年数や度数の様々な種類があります。生産量より酒の質にこだわる姿勢を崩さず、市場に出回る量は少ない「春雨」ですが、いつどのように飲まれるかを緻密に計算して造られており、豊かな香りとまろみのある味わいで泡盛ファンを魅了しています。
また、「春雨」は昭和50年に開催された沖縄海洋博のときの献上酒に選ばれ、沖縄サミットの際には最高賞を受賞しています。宮里酒造所は、今日まで愛され親しまれてきた歴史と受け継がれてきた泡盛の伝統を忘れずに、消費者の要望に応えることのできる泡盛を生み出していくことが目標です。
酒造所情報
キャッチコピー | 古くも香り高く、強くまろやかに、からくも甘い酒 |
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社名 | 宮里酒造所(ミヤザトシュゾウ) |
代表銘柄 | 春雨 |
エリア | 南部エリア |
所在地 | 901-0152沖縄県那覇市小禄645番地 |
電話 | 098-857-3065 |
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