こだわりの甕仕込みで手間暇かけて作る。昔ながらの甕仕込みの蔵。
石川酒造は泡盛の伝統である首里三箇の流れを受け継ぎ、昭和24年に首里寒川の地に再興。その後、工場拡張のために平成2年に現在の西原町に移転しました。
石川酒造の創造者 石川政次郎氏は、第二次世界大戦中に台湾に渡り軍需用の泡盛造りにも携わります。2代目石川信夫さんは東京農業大学で醸造学を学び、父である先代に昔ながらの泡盛造りを学んだ学問と実践の人。もろみ甕発酵・甕貯蔵にもこだわりを持っています。「もろみも甕で仕込んでいるのは先代・石川政次郎からのこだわりはもちろん、伝統的な製法を後世に伝えるという使命とも思っているんですよ」と語ることからもわかるように、石川酒造は伝統的な酒造りにこだわり昔ながらの風味良い泡盛を造っています。
工場のある西原町小那覇は山原(やんばる)の山々から集まる福地ダム系の水を引く土地で、黒麹菌が発酵しやすい“硬度が高すぎない”天然の硬水が潤沢にあります。最近では、古酒の貯蔵にさえステンレスタンクを使う酒造もあるなか、石川酒造は県内では唯一もろみを甕で発酵させています。昔ながらの甕仕込み製法を採用し一石甕を使い、職人の技術と手間隙をかけて仕込みを行っているのです。
甕仕込みだけでなく甕貯蔵にも大きなこだわりを持っています。出来上がった泡盛を2~3ヶ月甕に寝かせてからステンレスのタンクに移すことで、蒸留直後の「みいかじゃー(新しい匂い)」が和らぎ新酒でも優しい味わいになるようにしています。
創業当時からの代表銘柄「玉友」は甕の風味が漂うまろやかな味わい。
主力銘柄の「甕仕込」は甕仕込み製法で作られた100%5年古酒で、甘い香りの漂う本格的古酒です。平成15年には国際規格ISO9001を取得し、衛生管理などにも万全の体制を敷いています。
また、石川酒造では泡盛を蒸留した後に残る酒粕から得られるもろみ酢の商品化にも成功しました。当初は苦戦したものの、現在では健康食品ブームの到来により主力製品のひとつに成長しています。
酒造所情報
キャッチコピー | こだわりの甕仕込みで手間暇かけて作る。昔ながらの甕仕込みの蔵。 |
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社名 | 株式会社石川酒造場 (イシカワシュゾウジョウ) |
代表銘柄 | 甕仕込 玉友 島風 |
エリア | 南部エリア |
所在地 | 903-0103沖縄県中頭郡西原町小那覇1438−1 |
電話 | 098-945-3515 |
FAX | 098-945-3997 |
Web | オフィシャルホームページ |
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