ゆっくり、じっくり、やんばる時間が「旨い！」を造る

やんばる酒造は沖縄本島最北端の酒造所で、昭和24年、精米所を利用した集落共有の酒造所として操業を始めました。国指定の天然記念物ヤンバルクイナの棲息する沖縄本島北部・大宜味村の緑深い山々の麓にあり、やんばる（山原）の酒として地元の人々に愛され親しまれています。「旨い酒造りは地域の皆様に愛されてこそ」をモットーにしており、何よりも地域の人たちの声を大事にしながら、創業当時からの変わらぬ味を守り続け、 おいしい泡盛造りを心がけています。

地元・田嘉里の「田」を銘柄に冠した田嘉里酒造の「まるた」は、創業当時からの商標です。やんばる酒造の代表銘柄「やんばるくいな」は近くの山々に棲むという「山原水鶏」への愛着を感じさせるネーミング。年間の生産量が少なく、ほぼ地元で消費されてしまうほど、やんばるの味わいとして定着している銘酒です。

「泡盛造りのこだわりで、一番にあげたいのは『水』の旨さです」と語るほど自慢の水は、やんばる酒造所から1キロメートル離れた山頂付近から流れて来る自然水を使用しています。まろやかで甘味があるその水は、地域の人はもちろん、県内各地からポリタンクを持って汲みに来るほどです。やんばる酒造はこの山原の自然の恵みの水で仕込みや割り水などを行い、また、度数によって割り水のタイミングを変えるなどして、それぞれの銘柄の個性を引き出しています。

代表銘柄「やんばるくいな」は濃厚な味で古酒香も強い本格派の泡盛です。やんばる酒造の昔からの代表銘柄「まるた」は蒸留から約8〜10ヶ月貯蔵したものを瓶詰めにしており、豊かな香りとまろやかな味わいが特徴です。地域の人たちが直接感想を伝えたり、村外でお酒の宣伝をしたり。やんばる酒造は地域に支えられているからこそ、地域の人たちへの感謝の気持ちを忘れないよう大切に泡盛を造っています。

酒造所情報

キャッチコピー	ゆっくり、じっくり、やんばる時間が「旨い！」を造る
社名	やんばる酒造株式会社（ヤンバルシュゾウ）
代表銘柄	まるた　やんばるくいな　KUINA BLACK
エリア	北部エリア
所在地	905-1301沖縄県国頭郡大宜味村字田嘉里４１７番地
電話	0980-44-3297
FAX	0980-44-3298
Web	オフィシャルホームページ
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